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January 09, 2005

東京B級グルメ#100「伊万里」

imari0501古美術茶廊伊万里 千代田区外神田3-1-14 3251-8369

 秋葉で待ち合わせをするときは、必ずここを利用していたし、いまでも利用している。

 場所は旧日通ビルの横、ザ・コンピュータ館の対面。もう20年以上、通っている。根性のすわったおばちゃんがウエイトレスで、カウンターの奥にはさらに年季の入ったおばあちゃんというスタイルで長らく営業を続けていたが、いまはオーナーであるおばあちゃんは平日しかカウンターに入らず、娘さんとお孫さんできりもりしている。見慣れた顔がいなくなったら、それはあの世にいかれたんだと思い、静かに合掌する。そんな「伊万里」はコンピュータ仲間の間では「おばばの店」で通るほど有名だった。

 店内は薄暗い。椅子はガタピシ言うし、奥の大きなテーブルはひっくりかえりそうだ。地下もあるが、背の高い人は用心しなければ頭をぶつける。細長い店内の壁にところ狭しと伊万里焼きや美濃焼きが並んでいる。「これを目当てにくる人いるの?」と馴染みになった頃、オーナーのおばばに聞いたことあるが「いるわけないじゃない」とのこと。しかし、コーヒーカップなんかはかなりいいのをつかっている。おそらくセットで1万円ぐらいするかもしれない厚手のカップは見る人がみれば「ふーん」ぐらいの感想は出てきそう。コーヒーはながらく360円で頑張ってきたが、380円に値上がりした。「ドトールとかもあるから高くできないのよねぇ」みたいな。このほか蜜豆、日本茶+お菓子なんていう秋葉には似つかわしくないメニューも。かつてはこうしたメニューが扇子に書かれているのも鑑賞のポイントだった。

 夏のアイスコーヒーは、馴染みになると「ミルクいる?」と聞いてくれて「うん、お願い」と答えると、小さなピッチャーからコップに入れてくれるが、長い間通っても、これ以上のサービスは受けたことがない。会話も「久しぶりね」とか「あれ?なんで日通の人と来てるの?コンビュータやめちゃったの?」ぐらい。いつまでたってもコンピュータ関係でメシを喰っていると勘違されている。そして、誤解を解こうにも、それは年季で拒否される。しかし、そんなおばばたちがアタシはイトオシかった。

 あと、ここを探検する人はぜひ2階のトイレの見物をお忘れなく。極端に狭い階段をのぼると30~40年前の木製のタンクがお出迎えしてくれる。

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