アジア地区最終予選、CL、Number、山口瞳、トニ・ネグリ
ワールドカップ06ドイツ大会のアジア地区最終予選の組み合わせが決まった。
イラン、バーレーン、北鮮相手に2位に入るか、最悪3位に入ればまだ望みがあるというのだから、余裕だろう。ジーコの思惑通り、6月3日のバーレーン戦か6月8日の北鮮戦のアウェー戦の段階で2位抜けを確定し、コンフェデレーションズカップに全力投球できるようになることを信じている。
イランはFW陣がロートルだし、バーレーンはGKがアジアカップと同じならいくらでも点が入る気がする。北鮮とはレベルが違う。
ただし、一回ぐらいは番狂わせがある可能性は否定できない。順調なら、6月3日のバーレーン戦が終了した時点で勝ち点8を取っているのではないか。もし10まで伸びていたら、その時点で2位抜けは確実だと思う。
CLではプレミアが4クラブそろって決勝トーナメントに進出したのには驚いた。
特にリバポ。直接対決で2点差が必要な状況で、よくジェラードが決めたと思う。17日の抽選会楽しみだ。できれば、イスタンブールの決勝ではアーセナルvsマドリーが見たい。にしても、デル・ネーリ監督がトッティ、パヌッチ、モンテーロなどをマドリー戦で欠場させたのには驚いた。
Numberは浦和サポをあてこんでのエメルソンの表紙なのだろうか。
内容も一方的に浦和の記事ばっかり。ヒロミの解任については台所事情がわかりすぎていたため、補強を行わずに新シーズンに臨まざるをえなかったと公正な評価をしていたが、「無能者原」みたいな弾幕もしっかり載せていた(ヒロミの「気持ちはわかる」というコメント付きの構成w)。しかし、サポが選手や応援しているチームの監督や選手をスタジアムで攻撃しはじめるというのはヤバイい事態なんだなぁ、と改めて思う。
山口瞳さんの『男性自身』シリーズをついにコンプリートしてしまった。
最後に残ったのは、一回、中本でフラフラになって失くしてしまった『展覧会の絵』だった。なぜ、山口さんの文章を読むのか。それは文章に「調べ」があるからなんだなぁ、と昨日、電車の中で読みながら考えた。
トニ・ネグリの『ヨブ 奴隷の力』は素晴らしい本だ。
まだ、前書きを読んだばかりだけど、引き込まれた。シモーヌ・ヴェーユも旧約聖書では『ヨブ記』に入れ込んでいたけど「ヨブは改めて髪を認識するが、それは神が彼を見ていたからである。私たちにとっても、資本と、存在する全てのもに対する権力の支配の彼方に、改めて、自由な人間を見ることが問題だった」(p.17)あたりなんざ、いいですな。
左翼のメンタリティにどこかヨブ記はひっかかるものがあるんだと思う。
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