『ローマ人の物語 XIII 最後の努力』が出た!
ついに13巻、全15巻だから、もうこれを読んでしまったらあと2冊で、塩野七生さんの『ローマ人の物語』は終わる。
なんとか15年間で終わらせたいんだと思う。今年も奥付は12月25日とXIIよりもさらに10日遅れた。
途中まで読んだけど、ディオクレティアヌスの4頭統治体制による防衛システムの強化をもってしても、150年後の滅亡が免れなかったということと、自分自身は死の直前まで洗礼は受けなかったもののキリスト教を公認したために大帝扱いとなっているコンスタンティヌスまでを描くこの巻は、211年~284年の73年間に、22人の皇帝が立ち、そのうち14人が謀殺され2人が自殺、残る6人も戦死・敵国での死亡・事故死が4人いるという混乱期を経て、一応の安定を迎えた時期を描いている。
さて、柚子湯にでもつかって、読み進ます。
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