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October 05, 2004

『黒澤明の食卓』黒澤和子

黒澤明監督は自宅派グルメというか、お客さんや、映画作りの仲間たちを自宅に招いて、ワイワイやりながら飲みかつ喰うというスタイルでずっとやってきたらしい。外食する場合は、ロケハン先やロケ先、プロモーション活動の際や奥さんが疲れている時などに限られていたそうだが、それでも旨いものは大好きで、奥さんや娘さんである黒澤和子さんは、毎日の料理に追われていたという。

その中でも、もっとも好んで食べていたのはステーキとのこと。どの部分が、どんな状態であれば最も美味しいか、ということを研究し、やがて外国からの客にまでその評判が広まっていったというのは大したもん。さすが世界のクロサワ。そして、その味は「食 黒澤」という店を出すまでになっているわけだ。

さて、その牛肉だが、オイル焼きというのが旨い。南部鉄鍋などブ厚い鉄板でさっと焼き上げ、ダイコンおろしや様々なタレで頂くというもので、紫毛氈を敷いてあるような関西の和風ステーキの店では、これが主流だと思う。そのオイル焼きに使う油だが、京都で食べたのがあまりにも美味しかったので「どんな油を使っているのですか」と質問したところ、「ゲッツどすえ」との返事が返ってきたという。それ以降は、黒澤家の油もゲッツが定番となったという。

まあ、食べ物に関する本というのは、こういう情報が嬉しかったりする。さっそく、頼んでみようかと思う。
kurosawa_shokutaku.jpg

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