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October 19, 2004

読んでる本

 ナビスコ杯のチケ争奪戦、ジュビロ戦、景気回復によるものなのかわからない仕事の増え方などにより、本は読めても、じっくり感想をかけなくなった。週末は野球&土瓶蒸しNightなので日曜日にしか書けないし、その日も潰れてしまったら、ヤなので、とりあえず読んだ本、読んででいる本、買った本について書く。

 『熱情―田中角栄をとりこにした芸者』辻和子を読んでから、何回目かのマイ田中角栄ブーム。10回忌が過ぎたということもあるのか、息子さん、内縁の妻からも回想録が出るようになったんだと思うが、お母さんの本が出る前に長男の京さんが『絆 父・田中角栄の熱い手』を出していた。簡単に読める本だったのでサク読み。田中角栄の人生訓みたいなのは昔から感心するものがあったのだが、ここでも、いくつかそんなものを収集できた。でも、扶桑社の編集はもっとダメ出しすべきだった。素人さんが書いている(?)分、冗長なところが多かった。

 母子の本が出る5年前に、すでに角栄との決着をつけていたのが、元越山会の会計担当者である佐藤昭著の『私の田中角栄日記』は読ませた。娘の父でもある角栄との、妙にクールで熱い関係を描いている。家族や秘書(早坂氏)からみた角栄像とは、やや違う姿が浮かび上がる。これはAmazonの古本で購入。眞紀子に対する批判がすごい。あんな娘を育てたのは角栄の責任とも。

 収穫だったのは『グノーシス 古代キリスト教の<異端思想>』筒井賢治、講談社メチエ。今年読んだ本の中でベスト3には間違いなく入る。これまでの大家の先生たちが、原本からの訳出作業に精力と時間をかけすぎたのか、哲学的難文で書かなければ本モノと思えなかったのか知らないが、グノーシスに関しては、おどろおどろしい二流の紹介者による駄文か、ホンモノの先生による退屈で「自分自身もよくわかってないんじゃない?」みたいな本しかなかったが、これは違う。とにかく週末からじっくり書く予定。中沢新一さん流に言わせてもらえれば、グノーシスは神話による世界というか世界認識の解釈なんじゃないのかと思った。

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