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October 28, 2004

『スポルティーバ』80年代特集

 集英社の『スポルティーバ』12月号は「特集 80'sマラドーナの時代」として、マラドーナを中心に80年代のスーパースターを特集している。買おうか買うまいか悩んでいたら、いただけたのでラッキー。

 なんで買うのをためらっていたのかというと、正直、マラドーナは個人的にそんなに好きな選手ではないので…。どちらかというと「アメリカンヒーローは今」のジョン・マッケンロー(テニスプレイヤー→テレビトークショウ司会)、ジョー・モンタナ(NFLクォーターバック→投資会社、高血圧予防キャンペーン参加)などの"あの人は今"の記事や、アーロン・プライヤーの今を取材した「レナード、ハーンズ、ハグラー、デュラン…中量級黄金時代の光と影」の方が楽しく読めた。

 アーロン・プライヤーは当時、「10年にひとりの素材」といわれた日本のウェルター級チャンピオン亀田昭雄が、わざわざワンランクおとしてジュニア・ウェルターでWBAのタイトルに挑戦したのを、6RTKOで葬り去っている。亀田はリーチが長く、顔が小さい理想的な体型をしていたし、実際、早い回にダウンも奪っている。だけど、笑いながら立ち上がってきたプライヤーは、その後、亀田をタコ殴りにしてTKOにした。テレビで見たけど「強いなぁ…」という試合だった。

 日本の中量級は、ジュニアミドルの輪島功一の仇うちを果たした工藤政志がカルレというウガンダ人にKOされてしまい「こんな強いヤツがアフリカにはいるんか!」と思ったら、レナードがリングから叩き落すすさまじいKOでカルレを破って、世界は一気に遠くなってしまった。

 まるで、一時期のワールドカップとは無縁の日本サッカーみたいな感じで、レナード、ハーンズ、ハグラー、デュラン、プライヤーそれに元フェザーのアルゲリョまでも参戦してきてすごいことになっているのを、ただただ有難くテレビで鑑賞するのみだった。

 これらの選手は最終的にミドル級タイトルを争うわけなんだけど、ナチュラルでミドル級というのはハグラーだけで、後の選手は無理してあげてきてた、という印象が強かった。最近になってもハグラー以来14年ぶりの3団体統一王者になったホプキンス、トリニーダ、デラホーヤ、ジョーンズと中量級は揃っているけど、ここでも結局、ナチュラルなミドル級であるホプキンスが一番強いということで、無理やり作った「○階級制覇」という価値が暴落する結果になったし。

 後年の印象で重い中量級の選手という印象かもしれないど、一番強かったのはライト級時代のデュランだと思うし、今まで見たボクシングの試合で、最も高度な戦いだと思ったのは、一度負けているエスティバン・デ・ヘススを統一王者戦でデュランがKOした試合だと思っている。
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