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September 02, 2004

古田敦也を支持する

 今日の日本外国特派員協会でのやりとりを聞いて、古田はただものではないと改めて感じた。それはストをやるかどうかという問題に対して「ここで何もやらなかったとしたら、失望感だけを与えてしまう」という言い方で決意を示した点だ。

 ここまで、社会の耳目を集めている決断について、ここまで明確に語りつつ、多くの中間層まで取り込んでしまうような物言いをやれる人物は、少なくともスポーツの選手にはいなかったし、財界、政界、労働界などを見回しても、ちょっと記憶にないぐらいだ。思いっきり褒めると生臭いけどJFK、トロッキーのレベル。

 でも、そんなことはどうでもよくて、なぜ古田の発言が心地よいかと言えば、党派性を感じさせないからではないか。どっか自己保身を図っているなとか、キレイごとを言ってはいるけど裏でなんかやっているんじゃないかとか、勢いでいっちゃってるだけなんじゃないのか、みたいなことを感じさせない。

 かといって、まったく無計画という計算もなしに発言をしているわけではなく、様々なシミュレーションをやった上でのことだと思うし、そしてシミュレーションをやっても詰められないことを知った上で、そこについては信念で語らなければならいことをキチッと語っている気がする。

 12球団のオーナーを相手に、どんな立ち回りをみせてくれるのか、これからが楽しみだ。とにかく、不詳おいらは古田敦也と日本プロ野球選手会を支持する。頑張れ日本プロ野球選手会。

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スポーツ」カテゴリの記事

Comments

仮処分申請却下かよ!
これは痛い。もう行くしかないのか。

http://www.nikkansports.com/ns/baseball/f-bb-tp0-040903-0031.html

覚悟を決めてくれれば、風は流れてると思うし、
支持は絶対得られると思う。選手会にはホントがんがってもらいたい。

Posted by: 7号 | September 04, 2004 at 12:23 AM

混沌としてきました…
どっちが有利か、誰と誰が組むのか(巨人を除くセリーグ5球団と選手会が手を組んだり…巨人がダイエーと合併して王監督を実現させたり)、政治がどう動くのかなどそれこそ「前提が多すぎる」感じがします。
でも、ムカっとくるのが、オーナーたちが、「こけでOK」と思っていそうなこと。
どうしたら痛打をあびぜられるのか…考えないと

Posted by: pata | September 04, 2004 at 08:39 AM

プロ野球はショービジネスではなかったのか。誰を楽しませてなんぼのスポーツか。その原点が揺らぐ。
昔、野球少年たちは、そのプレイに勇気づけられた。自分もプロになりたいと夢を抱いた。その野球少年の子供たちも、同じ夢を抱いて、プロ野球はお茶の間に欠かせないものになった。
いつからだろう。
プロ野球はファンのものでなくオーナーの私物と思うようになったのは。
それからだろうな、サッカーに圧されたりバスケに圧されたりして、気がつけばスター選手はみんな海外へ夢を探しに出掛けてしまう。そして子供たちの好きなスポーツナンバー1の地位は転落していった。
もう一度原点に返るためには、作り上げられた権力の砦を破壊しなければ駄目ということだ。そのなかから新しいフィールド・オブ・ドリームが生まれる。
負けるな、古田。
君のしていることは暴挙ではない。
労働者の権利云々とか提議づける輩もいるが、そうじゃない、次の世代の野球少年が、夢を見られるかどうかの、天下分け目の聖戦なんだ。選手会が一丸となれば、夢は勝ち取ることが出来る。
これもまた、バットとボールに代わる、ひとつの戦い。
夢を守り抜きましょう。
そのために国民ひとり一人が出来ることがあるのなら、堂々と呼びかけて欲しい。ひとりのサムライに、ワシは敬意を表し轡を並べて戦うだろう。
頑張れ、古田!!
そして静観しないでOBこそ立ち上がり、選手を支持せい!

Posted by: サムライ | September 18, 2004 at 08:58 AM

コミッショナーが辞任とのことだが,
将来は古田敦也にコミッショナーを
やってもらいたい.

Posted by: 古田ガンバレ | September 18, 2004 at 09:51 AM

ヤクルトファンではないが、古田の真面目な交渉態度に
好感が持てるし、彼の言い分は正しいと思う。
がんばれ!古田 国民がついているぞ

Posted by: 鈴木 征一 | September 18, 2004 at 12:29 PM

古田には本当にアタマが下がります。この共同通信のおばちゃんのコメントは特に過不足なく素晴らしいと思っています。

球場近くの飲食店。「そりゃあ商売のこと考えたら試合がなくなるのは痛いわよ。でもね、そんな目先のことじゃないの」と店長の女性(53)。

 「選手は子供の夢よ。それを私物化してるようなオーナーには本当に頭にくる。今日、明日なんて言わずに、シーズンいっぱいストをやってやりゃあいいのよ」とまくしたてた。(共同)

http://www.nikkansports.com/ns/baseball/f-bb-tp0-040918-0045.html

Posted by: pata | September 18, 2004 at 08:03 PM

三位一体改革
「夢を共有」  選手・フアン
「たかが選手の分際」 NPB
この認識の違いではこの改革論も根来の空論に過ぎない。
たかが選手の分際で、ストをやれば損害賠償を取っておまえらを苦しめてやる。ヤクザの台詞にも劣る脅し。
NPBにはプロ野球を愛し、夢を創ろうとする人たちは全く居ないのか?今のNPBの役員が総辞職して、真に日本プロ野球を愛し、育てていこうとする人たちに代わるまで、このストは続けられるだろう。
古田さん、安直な妥協はせずに、日本プロ野球を育てるための真義を貫いて頑張ってください。

Posted by: hide | September 19, 2004 at 07:50 AM

球団に騙されるな!
1.オリックスと近鉄の合併で選手の雇用は確保するという球団の説明。こんな詭弁を信じてはいけない。
一般企業の合併で有れば、生産量が増加しスケールメリットで販売が伸びる一方で、管理部門などの共通合理化でコストも下げられ、メリットは明らか。
しかし野球の場合は全く異なる。球団としての収入が倍になるか? 試合数が減り、ファンも離れるためそうはいかない。つまり収入は殆ど増えない。一方コストはどうか。選手をそのまま抱え、かつダブルフランチャイズなど他球団と比較すると2倍のコストが掛かる。結局、選手年俸は大幅削減することになるしかない。選手にとっては出場機会は激減しアピールも出来ない。球団としては「確保する」が選手が辞めざるを得ない状況になっていくのである。
古田選手、是非球団側に経営計画の提出を求めて欲しい。
「新規参入の審査に慎重を期したい」というなら、合併の正当性、経営の健全性の審査にもっと慎重になるべきだ。

2.ストライキ
30年前なら世の中にストライキは当たり前のようにあった。
労働者の当然の権利として、交通機関を代表に多くの企業で行われていた。バブル崩壊後ストライキは消失した。
そのことを若い人は知っておいて欲しい。
今、古田選手らがやっていることは、決して異常なことではない。国民に元気が必要なときこそ、野球のような社会スポーツの隆盛が必要であり、その大儀のために彼らは戦っている。

頑張って欲しい。

Posted by: 古田ガンバレ | September 19, 2004 at 10:44 AM

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昨日は、試合もあったのに、みなさんお疲れさま。 だけど、腹が立つのは、NPB。 最初から、歩み寄る気はなかったんだな。 だって、合併はもう既成の事実のよう... [Read More]

Tracked on September 17, 2004 at 10:47 AM

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