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September 04, 2004

DiMAGE Xg使用記

8/25に購入、すぐに使いはじめてから10日が経ったので、インプレッションを書いてみたい。感じたのをまとめると以下のようになる。

1)意外と電池が持つ
2)シャッターのレスポンスに最初は悩む
3)全域マクロは便利だし、タル型収差が少ない広角側は見事
4)無限遠はやはり弱い
5)夜間など低光量下での撮影は厳しいが、オート露出はかなり決まる
6)旧ミノルタ機はフラッシュ撮影が美しかったが、これもいい
7)意外と手ぶれがしない
8)しかし、圧倒的に薄く、軽い
9)これが実質2万円なんてタダみたいなもん

それぞれ説明すると…

1)電池は専用で、かなり小さく薄い。最初に見たときには「こりゃ毎日、充電しないとダメかな」と覚悟したが、10日が860枚近くとっても、途中で気になってヒマなとき充電したせいもあるが、電池不足のマークが出たことがなかった。これは嬉しい誤算。電池のマネージメントは進んでいるんだな、と思うとともに、稼働部分が少なく、屈曲光学系のレンズもパワーが少なくてすむからだと思う。最初に買ったIXY Digital 20などはほぼ毎日、充電しないとダメだったのと比べると「いつ電池なくなるんだ…」みたいな心理的な負担も少なく、精神衛生上、非常にいいカメラだ。
dimage_xg8.jpg
2)シャッターはどこまで押せば半押しで、さらに切るとこがどこで切れるのか、というのが分かりにくい。メカニカルな部分にカネはかけられないのかもしれないが、もう少しフェザータッチでシャッターが落ちるような「味」が欲しかった。飲み屋さんなどで出してみせると、女の人たちが「ちょっと撮らせて」みたいな感じでどんどん撮影するのだが、シャッターをちゃんと押せたかどうか、というのがよく分からない人が多かったようだ。最新機種のX50ではもしかして改善させているかもしれないけど、コニカミノルタの人が見ていたら、気をつけてください。慣れてしまえば反応速度は速いかもしれないが…。

3)旧ミノルタの技術の結晶である屈曲光学系システムは素晴らしい。初代モデルから、モード切り替えなしで、ズーム全域でマクロが使える。店内の感じを撮影していて、出た料理をチラッと撮るみたいな場面なんかでもストレスを感じることなく、単に撮りまくればいいわけで、こんな便利な仕様はないな、と思う。そして広角側で直線がタル型に彎曲する「タル型収差」があまり目立たないのは素晴らしいと思う。一眼レフのレンズなどで「タル型収差が目立つ」みたいな烙印を押されたら、そのレンズはダメレンズという評価が定着してしまっていたが、デジカメになって、広角側に寄るレンズを開発しなければならなくなると、カメラ雑誌は、そのことをあまり言わなくなっていったと思う。まあ、商売でやっているんだし、カメラメーカーの広告で成り立っている雑誌だから、あまり悪口ばかりは書けないのかもしれないけど、情けない印象はぬぐえない。それはさておき、CanonのレンズはGシリーズでもすごいタルタルでびっくりしたことがあったぐらいだが、このミノルタのレンズはそんなことない。けっこう直線が出る。たいしたもん。

4)ただし、無限遠は弱い。これは小さな光学ユニットのカメラ全体に言えることだから、この機種だけの弱点ではないし、その分「ズーム全域で切り替えなしのマクロ」という仕様が選ばれたのだから仕方ない。とにかくマクロの場合はモード切り替えは必要ないが、遠景を撮る場合は遠景モードに切り替えなければならない、という手間が発生する。しかし、そんなに風景なんか撮るもんじゃないしね。街撮りカメラとしては十分でしょ。

5)あと弱いと思ったのが夜間など低光量下での撮影。かなりノイズが出る。しかし、といってはなんだがオート露出はかなり決まる。ほとんどオートで撮って、あとでPhotoShopで加工すればまったく問題ない写真になるのがほとんどだ。逆にいえば、一眼レフのようにビタッーと露出、フィルターワークが当たるような写真は撮れないかもしれないが、もともとそういう目的でつくられたカメラじゃないし、商業印刷だって、扱いが小さければ、全然いけるレベルなのは大したもん。

6)旧ミノルタ機は一眼レフの時から、プログラムフラッシュがなぜか自然に決まる機種が多かった。なんでなんだろうな、とは思いつつ、銀塩時代は基本的にNikonのヒトであったために、ミノルタを使い倒したことはなかったのだが(だいたいフラッシュ撮影自体嫌いだったし)、とにかく、その伝統はこのカメラにも生きている。デジカメはフラッシュが決まらない機種が多いのだが、レンズ横のフラッシュ一発でけっこう室内でキレイに撮れるのは素晴らしいと思う。

7)「まっちかく」のきょう体なので手ぶれしやすいかな、と思ったのだが、意外とそういう写真は少ないのにはビックリした。もっとも、手ぶれしそうになったら、小さいし薄いので、なんかに押し付けたり、上に載せて撮ることが簡単にできるからかもしれないけど。

8)思ったよりも圧倒的に薄く、軽い。もうOlympusのC-5060は仕事以外には持ち出さない。Tembaのカバンにつけていたケースも取り外した。で、撮影枚数も増えた。これが一番素晴らしいことだと思う。ライフワークなんかはないが、フラフラと歩いてはいろんなものを撮影しておく、というのは悪くないと思っているので。

9)これが実質2万円なんてタダみたいなもんだと思う。お近くのカメラ屋さんでみつけたら、ぜひ。

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Comments

前回の記事を参考にさせていただいてDiMAGE Xgを
購入した者です。
さっそく旅行に使いました。
起動が速く、電池の持ちがよく、小型で持ち歩きに
ぴったりで、旅行にはもってこいでした。よい相棒
になってくれそうです。
写真を何枚か載せたので、よろしければちょこっと
覘いてみてください(「ファイン」で撮影。)
夜景は、フラッシュ禁止にしてみましたが、完全に
固定しないとむずかしいようです(汗)

Posted by: しまじろう | September 05, 2004 at 10:33 PM

写真拝見しました!
スカッと抜けているイイ感じの写真が多いですねぇ
ぼくはカメラは好きなんですが、絵心がないので、写真が上手な方がうらやましい。

夜景は、やはり三脚もってかないと難しいですよね。ASA400ではノイズが載りますしね

Posted by: pata | September 06, 2004 at 07:46 AM

ひとつだけ「これは逆のほうがいいのでは?」ということが
あるので書きます。
旅行中にやらかしてしまったのは、Xtを持っている友だちな
のですが、Xgでも変わっていないので同じ問題と思います。
写真消去の際、「消去しますか?」に対して「はい」が先に
出てくるのですが、「いいえ」が先のほうがワンクッション
あって安全だと思います。
友だちはてきぱき操作できてしまうひとなので、勢い余って
全消去してしまいました。
後継機は変わっているのかもしれませんが、Xgを今お持ちの
方は、ちょっと気をつけたほうがよいと思います。

Posted by: しまじろう | September 11, 2004 at 12:45 AM

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