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September 13, 2004

東京B級グルメ#75「香鬻樹」

「香鬻樹(かゆじゅ)」 東京都港区六本木7-14-11 六永ビルB2 2746-3707
このビルの喰い物屋というのは長年見ているけど、当たったためしがない。場所的には六本木交差点近辺で、旧誠志堂と松屋のあいだ。けっこう旨いと思っているのに、ここのビルの店は長続きしない。食い物屋が入るのはたいていB1だが、これまでもラーメン店多数、うどん店多数が潰れてきた。そのビルのさらにB2に中国茶と粥の専門店が出来たというのを聞いたのは今年になって。

普通の粥はごく普通に旨いが、「冷やし粥」というのはここでしか喰ったことがない。冷しというより、常温でさました感じの粥。熱いと食べるのに大変だし、夏なんかは汗が出てしょうがない。さらには食欲がない時でも、お腹に収まりやすい感じがするので、時々、二日酔いや体調の悪いときなどに利用している。写真はトマトと鮭の冷やし粥(\900)。

昔、東北地方のある日本旅館に泊まって、前後不覚になるぐらい酔っ払った二日酔いの朝「これなら召し上がれますでしょう」と女将さんがわざわざ出してくれた、前日のご飯をザルで水洗いしたものに、漬物だけという素晴らしく美味しい朝食をいただいたことがあったのだが、以来、けっこう冷たいご飯モノには目がない。

ここの粥は十数種類の海産物から取ったダシを米から炊いているという。なんか味の素っぽい感じもしないでもないが(特に冷し)、それでも旨いことは旨いからたいしたもん。コメもコシヒカリ、あわ、きび、赤米などをブレンドしているという。アミノ酸過多だが、確かに効く感じはする。

中国粥の場合、揚げパンを浸しながら喰うのが醍醐味だが、ここはなんと蒸しパン。蒸しパンにバターをなすりつけながら、一緒になんとなく食べる、という感じだろうか。これも不思議と旨い。

中国茶専門店だけに、うやうやしく「今日は花茶のブレンドです」とかいって小さな茶器でもってきてくれるのは嬉しいが、ハーブ系だと甘いからヤだ。

どこまで続くかはからないし(女性誌でとりあげるとワッとくるけど、すぐに収まったりするから)、思い入れはわかないようなタイプの店かもしれないけど、ある限り利用させてもらいたいと思うようなお店。
kayuju.JPG

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