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September 29, 2004

B級グルメ札幌篇#1「三角山五右衛門ラーメン」

三角山五右衛門ラーメン 札幌市中央区南2条西9丁目 011-261-9701

 いつものように出張は日帰りが基本なのだが、そんな中でも、旨いもんは喰いたい。ということで、札幌在住の友人に「市内の比較的近いところで旨いラーメン店を紹介しろ」といったら、いろいろと言ってきた。

 その友人曰く、今の札幌ラーメンのトレンドは醤油味である、と。某Sみれ系の味噌味が、濃厚さと油っこさと熱さで行き着くところまで行き着いてしまい、「昔の札幌ラーメンはこんな味ではなかった」というルネッサンスが起きている、と。これは文献などでは調べていないことなので、その友人談ということになるが、そもそも味噌ラーメンというのは昭和40年代まではあまり見かけなかったという。やはりラーメンといえば醤油味だし、塩味もあったが、あれは「通が喰うもので、学生なんかが『塩味で』とオーダーしても、『スープの味もわかんねぇくせして』と怒られた」という。まあ、話半分に聞いても、まあ、とにかく、醤油味が昔は基本だったということはありそうだ。

 ということで、その友人が推薦してくれたのは王香(おうしゃん)、三角山五右衛門ラーメン、白樺山荘、七五三(しちごさん)。「某G丈原は?」と聞いても「サクラの学生を並ばせて評判をとっただけ」とそっけない。とにかく、いろいろとインターネットで調べた結果、三角山五右衛門ラーメンと白樺山荘に行こうと決めたのは、夜中も2時を回っていた。

 ということで最初に行ったのは白樺山荘だったが、それよりも三角山五右衛門ラーメンのことを語りたい。

 スープは写真のようにみるからに薄め。単なるあっさり風味のようだが、一口すするとその奥の深い複雑な味が舌の上をころがる。丸鶏・ゲンコツがベースらしい。麺は素晴らしい食感の中細ストレートの自家製麺。この二台巨頭を支えるのが細切りのシナチクと九条ねぎ、バラ肉のチャーシュー、そして海苔。

 細切りのシナチクには手間がかかっていると思う。その仕事が、ストレートの硬い麺との相性を完璧なレベルにまで引き上げている。実に食感が冴え感じだ。シャキシャキという擬音はここの麺のためにある、みたいな。同じように長く切った九条ねぎも「具材は同じ形に切りそろえる」という料理の基本の大切さを改めて思い出さてくれる。そしてチャーシューと海苔が一杯をいただくというマジックタイムに変化を与える。

 シンプルだけど単純じゃない、完璧なバランス。静謐であり、内に力を蓄えている。独楽が澄むという言葉があるが、まさにそんな感じの一杯だ。なのに500円。安すぎ。

 麺と具を食べ終わり、スープだけになるとやや塩っぱい感じはするが、元々、スープは麺を支えるもの。スープだけを飲んで薄味で美味しいというのも問題あると思うので、自分的には減点要素にはならない。

 ハッキリ言うと、突如、マイ・ベストラーメンの1位に赤丸急上昇してしまった。どうしよう、という感じ。次の札幌出張が待ち遠しい…。
sankakuyama_ramen.jpg

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Comments

昔教えてもらったSみれはこってりし杉、G丈原もイマイチどころかイマ10くらいですた。こってり苦手なのに味噌と豚骨の店行っちゃったのが失敗。空港の売店で買うラーメンの方が美味しかったくらいで、以来北海道のラーメンにいい思い出ないんだけど、これうまそーですね。

Posted by: PINA | September 29, 2004 at 02:52 PM

んまそうでしょ!
いやー、実際、本当に、しみじみんまかったす!今回の北海道出張はこれ喰えて100点満点!

Posted by: pata | September 29, 2004 at 03:10 PM

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