ナイフで切ったように夏が終る
「ナイフで切ったように夏が終る」というのは、どっかで読んで覚えている広告のコピーだが、今年の夏は、そんな感じだった。
子供の頃、東京の夏はこんなんじゃなかった。せいぜい気温は上がっても33度どまりで「油照り」みたいな日は本当に少なかった。ところが、ここ10年ぐらいは焼き殺されそうな夏が多すぎる。しかも、怖いのは、30度ぐらいだと涼しく感じられてしまうような感じでカラダが亜熱帯のような気候に順応してしまっていることだ。
今年の夏休みは最後の4日間のうち、3日が「合宿」だった。最初は拙宅でオリンピックの男子サッカーの初戦を観る会、1日はさんで土曜日が野球チームを中心に友人宅でオリンピックの開幕式その他を見る会、そして日曜日は男子サッカーの2戦目を観る会。さすがに今日から仕事ということで、日曜日は夜10時半すぎに後ろ髪を引かれつつ帰った。土曜日は夜半から雨が降り、短パンにTシャツで寝ていたら寒くなって起きてしまったほどだったが、とにかく充実しまくった夏休みの後半戦だった。
そして夜半の雨が熱帯夜から解放してくれたように、夏休みもあっという間に「ナイフで切ったように」終ってしまった。毎年、月日のたつのは早く感じられるようになるが、夏休みの時間も過ぎるのが早く感じる。オリンピックの男子サッカーもあっさりと2連敗で終ってしまったのも「ナイフで切ったよう」な感じを強くする。
オリンピックの男子サッカーに関しては、じっくり録画を見直してから書こうと思うが、「谷間の世代」がオリンピックという大舞台で、ブラジルに勝ったパラグアイ、ヨーロッパチャンピオンのイタリアに1点差のゲームを演じたというのは、精一杯の結果だと思う。守備に関して最後までカチッとしたものが見えてこなかった山本監督の采配ミスがなくても勝ちきるところまではいかなかったと思う。それは野球でイタリアが長嶋ジャパンに勝てる可能性が全くないのと同じだ(もちろんロースコアゲームだから、セットアップが起こる可能性は野球よりだいぶ高いだろうが)。
男子サッカーの最終戦は先発メンバーを大幅に入れ替えても、いじらなくても批判されそうだが、少なくともオーバーエージは「ご苦労さん」にしてもらいたい。特に伸二は五輪予選の消化試合での悪夢があったのだから。高い給料を払っているフェイノールトや鹿島のためにも、二人は使うべきではないと思う。
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