DiMAGE Xgを購入
ミノルタが2002年2月6日に発売開始した薄型デジタルカメラ「DiMAGE X」シリーズは改良を重ねDiMAGE Xi、Xt、Xgそして最新機種のX50とモデルチェンジを繰り返してきた。最新機種のX50は発売されたばかりだが、その前のXgも半年経っていない。
2年の間に社名もコニカとの合併によりコニカミノルタとなったが、厚さ20ミリというボディは相変わらず美しく、高速レスポンスなどの性能にも磨きがかけられてきた。レンズが飛び出ないインナーズーム方式の屈曲光学ユニットも、徐々にではあるが画質も改善されてきている。
最新のX50は、液晶を大きくして、全体のサイズをやや小さくしたというよくわからない大衆迎合の機種なので、あまり魅力は感じないが(液晶画面を大きくすれば、バッテリーの持ちが悪くなるだけだし)、性能的には安定期に入ったXgが安く手に入るのだったら、買わない手はないということで購入したのが今日。
現在持っているデジカメはカバンにケースをくくりつけて持ち歩いているOlympusのC-5060、野球チームの試合の模様やサッカー観戦で活用する420mmの望遠が効くPanasonicのLumics FZ10だが、しかし「手ぶらで散歩」の時に持ち歩けるようなカメラが欠けていた。
思えば学生時代から「常に持ち歩けるカメラ」を探していたような気がする。Nikon、Leica、Contax、Olympusなど買いまくったカメラの多くは「常に持ち歩く」ことを意識して買ったものだった。しかし、どれもこれも満足はできなかったし、肝心の時に持っていないみたいなことも続いた。
最初に買ったデジカメはCanon IXYで、キヤノンのカメラを買ったのも初めてだった。で、初めて常に持ち歩いて過不足ないカメラに出会えたような気がした。もちろん、画質は落ちる。しかし、一番大切なのは、決定的瞬間というか、撮りたいと思った時にカメラを持って構えられることだと思うようになった。
ということで、以降、G2、C-5060とカバンにくくりつけて持ち歩いていたのだが、最初に書いたように、フラッと散歩にいくときなんかにポケットに忍ばせるようなカメラはなかった。その時から、DiMAGE Xシリーズには目をつけていたが、最初の頃には画質その他でブラッシュアップが必要だと感じていた。しかし、それも改善されていき、旧設計のボディとしてはほぼ完成形のXgが、新製品リリースのおかげで実質20,000円まで下がったということであれば、買わない手はない(ヨドバシなどで23800円の15%還元)。
もし「ケータイのカメラじゃ物足りないしぃ」とデジカメの購入を検討なさっている方がおられたら、自信をもってDiMAGE Xgをお勧めする。写真は今日、夕食をいただいた「レストランムサシノ」(文京区千駄木3-45-9、03-3823-6340)のコースの一品。まあまあ写っていると思う。
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Comments
「レストランムサシノ」てーと夜店通りの?
そんなとこまで来たんだ? では次回は不忍通りを動坂方面に
少し行ったところにある「神名備」というラーメン店で醤油ラ
ーメンを食したまえ。絶品であるぞよ。
Posted by: ken | August 26, 2004 05:31 PM
そうなのだよ。
よっぽど夜電話して飲もうかと思ったんだが、連れてきてくれた人が飲みすぎてダウン…。精神的に疲れてしまったのです。
「レストランムサシノ」ってなかなかいいね。安いし。
「神名備」はけんちゃんのブログにも紹介してあったとろこやね。あそこあたりにあるのか。
Posted by: pata | August 26, 2004 07:32 PM