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July 27, 2004

横浜B級グルメ#9「横濱カレーミュージアム」

横濱カレーミュージアム 横浜市中区伊勢佐木町1-2-3 045-250-0833

 関内のJRをはさんで山側の方は、最近、街に元気がなさそうで、たしか「横濱カレーミュージアム」のあったところには松坂屋かなんかがあって「ゆず」とか歌っていたんじゃなかったかな…。いまは1-2階がパチンコ、3-4階がパチスロ、5-6階がゲーセンというなんともいえないつくりになっている。その7-8階が「横濱カレーミュージアム」だ。去年の夏に最初にいったときには専用エレベータには外まで客があふれているのを見て帰ろうかと思ったが、せっかく来たんだからと思って並んでいたら、思ったより早く列は進み、10分もかからないうちに「ミュージアム」内に入れた。

 ラーメン博物館の2番煎じであることは間違いないし、規模も小さいが、結論を言えば、なかなか良くやっていると思う。入場料を取らないのもいい。店内は横浜らしく、戦前の客船をイメージしている。大阪商船(今の商船三井)の船デッキを模しているのも悪くない。店員もしっかり教育されていて、一応、非日常感を狭いスペースながら出しているのに成功している。

 最初に行った時には「せんば自由軒」のインディアンカレー、「伽哩(カリー)本舗」の焼きカリー、「五右衛門」のカレーうどんと3品を喰いまくった。一番人気の焼きカリーを最初に狙ったが、なんとあまりにも列が並びすぎということで、入場制限がかかってあっさりK.O.。ということで、すかさず「せんば自由軒」に並ぶ。

 ここのインディアンカレーは簡単にいえば、織田作之助(『夫婦善哉』の作者)が書いているように「まぜカレー」。カレーライスをまぜた上に生卵をのっけているだけ。ドライカレーとは明らかに別物というより、さらに手を抜いている。しかし、なんと言えないノスタルジックな味だ。子供の頃に食べていたなら美味しいと思うけど、大人になって初めて食べたら旨いとは思えないという感じ。確かに、インディアンカレーはこれまで食べたことなかったけど、どっかで食べたようなディジャブ感をかきたててくれる。卵と一緒に大量のウスターソースをかき混ぜて食す。つかウスターソースでもかけなければ印象がハッキリしない味。まあ、簡単に出来るから待たなくてすむのはいいが。半人前の「おためしインディアンカレー」500円というのもあるので、たくさん種類を食べたい人にもGood。あっという間に完食。つか、普通の1人前は飽きてしまうのではないかな(以下、写真は暗いためあまり出来は良くない。許されたし)。
curyy_muse_jiyuken.JPG

 ということで店を出ると、「伽哩本舗」の列がや短くなっているのですかさず並ぶ。ここは20分ぐらい待たされた。焼きカレーとは、ご飯にカレーをかけて、チーズと生卵をのせてオーブンで焼いたもの。早い話がカレードリア。なぜか門司港の家庭料理として広まっているらしい。という講釈は抜きにしてもとにかく旨い。はっきりいって抜群でしょ。チキンは肉がパサパサしがちだけど、そのあっさりした肉にとろけるチーズがからまるのがナイスバランス。さらに生卵をくずして食べるので、味がマイルドになる。辛いカレーしか認めない人はダメかもしれないが、新しい発見だと思う人は少なくないハズだ。一人前900円は超納得。
curyy_muse_curry.JPG
 最後に向かった讃岐から出ている「五右衛門」のカレーうどん。なんと屋台だった。さらに打ちのめされるのは、発泡スチロールの丼で出てくることだが、「カレーうどん日本一」と言われるだけあつて、さすがの味。カレーうどんの汁が旨い。麺も「ツルツルでやや腰」という本場モン。いろいろマイナス点はあるけど、すべて勘案して大満足の600円。やっぱり喰いモンは味だな、と。
curyy_muse_goemon.JPG
 2000円ポッキリでこれだけ楽しめるのは嬉しい限り。お土産になんか買って帰ろうかとも思ったけど、3つも食べたのでやめる。ただし、「トヨタ記念館」だけしか売ってないカレー800円也というのにはそそられた。値段もいいけど、うまそうな感じが全面的にただよっている。企業が余技でつくるオミヤは、例えばニコン羊羹、王子製紙のスモークサーモンなどびっくりするような旨さなんだけど、トヨタのカレーもいつか喰いたい。

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Comments

pataさん、リンクありがとうございます。“葉っぱがアフォード♪阿呆ダンス”の葉っぱ64です。今後とも、どうぞよろしく。ABCの新宿店はブックファーストが8/1に開店することになりましたね。ところで、松坂屋は撤退したのですか、大阪の方も、高槻店を除いて撤退しました。「横浜カレーミュージアム」って、時代を感じます。ぼくが関内で働いていた頃に、黒澤明の『天国と地獄』の舞台にもなった歌って踊れる大衆食堂「根岸屋」がまだ、伊勢崎町で営業を続けていました。(そうか、このあたりのことは、ぼくのブログに書いていました。あとで、トラックバックしておきます)…、今日はとりあえずごあいさつ。ぼくの方もブックマークしておきます。

Posted by: 葉っぱ64 | July 27, 2004 at 11:41 PM

おお、『天国と地獄』ですかぁ。「根岸屋」の中の描写、サイコーでしたねぇ。
こちらこそ、ブックマークありがとうございます!
本屋さんに関しては、本当に何かアクションを起こさなければならないような状況になってきているかもしれません。
これからも、よろしくお願いします!

Posted by: pata | July 28, 2004 at 12:24 AM

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