東京B級グルメ#60「中村屋」
中村屋 〒160-0022 東京都新宿区新宿3-26-13 3352-6161
ここのKonちゃんを呼んだら「カレー♪」と言ってきたので、中村屋のことを書こうと思った。
中村屋のカレーはインド独立運動と切っても切れない関係にある。イギリス政府から逃れて日本に亡命を図ったラース・ビハリ・ボースは、中村屋創立者である相馬愛蔵にかくまわれ、それを恩に感じた彼がそれまで日本で供されていた「カレー」とは異次元の本格的純インド式「カリー」を紹介し、中村屋の名物料理となったのが今でも中村屋の人気メニューとなっている「インドカリー」なのだ。そしてラース・ビハリ・ボースは日本政府にスバス・チャンドラ・ボースを呼ぶことを要請し、43年6月には国会で演説もさせている(日本の敗戦後、スバス・チャンドラ・ボースはソ連行きを要請したが、台北の松山飛行場から大連へ向けて離陸した直後にエンジン故障で墜落、死亡した)。まあ、いまとなっては何の変哲もないカレーだが、長く愛されるひとつの料理が伝えられる裏にはこのぐらいの物語もあるという典型だろう。
さて、このカレー、1365円もする。骨付きチキンがゴロゴロしていているが、長年のファンは、スプーンとフォークを使って素早く肉をこそぎ落とすことができる。カレー自体の味は、今時のスパイス入れまくりの尖がった印象はないが、そこそこスパイシー。ルーもやや濃度が高いタイプだ。
付けあわせのピクルス、ラッキョウ、タマネギ、マンゴーのチャツネが素晴らしい。さすがに1365円をとるだけのことはある。中村屋の2階の窓側のテーブルに陣取って、天気のいい日に紀伊国屋の前を通りすぎる人たちを見ながら食べる気分は悪くない。
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Comments
これは滅茶苦茶美味そうです!
2階の窓際。いいですね~
早速週末に行って来ます!
Posted by: shu | July 02, 2004 11:51 PM
Shuさん、どーも。
いやぁ、Shuさんみたいな反応が一番嬉しいです。
ちなみに3階でも食べられます。あと、何人かでおいでになる場合は、コールマンカレー(タマネギ、完熟トマト、シャモの骨付き肉)もぜひ、お試しを!
Posted by: pata | July 03, 2004 07:31 AM