« STAXの「プロテクションサック」を買う | Main | 東京B級グルメガイド#45「エチオピア」 »

June 01, 2004

サッカーマガジンの稲本ロングインタビューを読んで

サカマガで稲本のロングインタビューを読んだ。新味はそれほどないが、もちろんいくつかの発見はある。

まず、トップ下のこと。なんと稲本はフルアムで時々トップ下というか攻撃的MFを任されることがある。今年の、このポジションのレギュラーはクラークだったが、FAカップでは彼を休ませるために、稲本が2度ばかり4-2-3-1の「3の真ん中」をやらされた試合があった。ずっとプレミアを見ていると稲本の技術はAクラスだと思う。というか、リーガやフランスなどに比べると、プレミアでは明らかに技術レベルが低くフィジカルと闘争心だけでプレーする選手が多いなと思ってはいたが、まさか稲本がトップ下で…と感慨深かったことを思い出す。案の定、1/4の試合では酷評されたが、1ヵ月後のやはりFAカップで再び起用され(少ないんだよね…フルアムにはクリエイティブなMFが)、今度は結果を残した。こうした一連の流れの中で、稲本は「恐怖感は、ボールを失ったら終わりという点では、ボランチのほうが怖い。気楽といえば、気楽かな」と本当にお気楽な感想を語っているのにあきれた。と同時に、アーセナル時代、リーグカップでブラックバーンのトゥガイに中央付近でボールをかっさらわれてそのまま失点、前半だけで交代させられたゲームはトラウマになっているんだろうな、と改めて思った。

あと、今年になってからしばらくコールマン監督に干されていたのだが、チェコ戦での活躍を認められてスタメンをゲットしたということも忘れられない。それに関して「もしそれが事実だとしたら、監督の選手選考に問題があるとしか思えないですけどね。そうした面があるのも否定できないわけで…」と答えている。これはインタビュアーの伊東編集長が自信がないので曖昧な答えのままにしているのだと思うが、「コールマン個人に問題があるので仕方ないのか」それとも「監督という仕事にはバクチの要素があるので、調子がよさそうだと思った選手を使うということもあるので、そういった選ばれ方をされるのもプロでメシを喰っているのだから仕方ない」のかよくわからない。おそらく前者だとは思うが、せっかく紙メディアを使っているのだし、日本に帰ってきた稲本の貴重な自由時間を使っているのだから、もうちょっとライティングに気をつかってほしい。技術が未熟だ。こんなんじゃ、インターネットの速報性に負けるばっかりだよ、雑誌は。

そしてチェコ戦に関しては、ナンバーの記事中でも「2トップできたので3-5-2がうまくはまった」という趣旨のことを発言していたが、ここでも「3-5-2は、はっきりと型にはまっているときには強いものなのです」「役割がはっきりするのは確か。やりやすいことは確かです」と注目すべき発言をしている。

あと日本での稲本の代名詞だった長いサイドチェンジのロングボールがプレミアで見せられないことについて「寄せてくるプレッシャーがすごいんです」と分析している。

ま、値段分は楽しめたということで。
inamoto_soccermag_040615.JPG

|

« STAXの「プロテクションサック」を買う | Main | 東京B級グルメガイド#45「エチオピア」 »

スポーツ」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/23829/691856

Listed below are links to weblogs that reference サッカーマガジンの稲本ロングインタビューを読んで:

« STAXの「プロテクションサック」を買う | Main | 東京B級グルメガイド#45「エチオピア」 »