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June 03, 2004

東京B級グルメガイド#46「六角屋」

六角家 横浜市神奈川区西神奈川3-1-5

ラーメンを喰って激しく感動したのは恵比寿「香月」と、横浜・新杉田にあった時の「吉村屋」だった。銀座・味一、神田・サカエヤミルクホールなどは、しみじみと旨いのであって激しい感動というわけではない。

しかし「吉村屋」は旨かったけど、汚いのには閉口した。その吉村屋を総本家とする「家系ラーメン」の優等生というか、吉村屋のオヤジの持つ暴力性を継承しつつ、あまりにもヒドイところは手直しました、というのが六角屋だと思う。いまや乱立する家系弟子店の第一号でもある。店内は比較的キレイだし、カウンターから丸見えの調理場の床などもキレイになっている(昔はやや汚かったが改善されている)。新杉田にあった頃の吉村屋の場合、調理場の床を見ると食欲をなくす場面とかあったからね(いまの横浜東急ハンズ裏には行ったことないが)。

六角屋は「太い麺(酒井製麺)にホウレンソウと大判ノリが入り、スープは濃厚な豚骨と鶏ガラ。それを醤油ダレを割る」という家系ラーメンの基本を抑えつつ、味卵やキャベチャー、そして最近ではつけ麺なども定番メニューに加えていくなど、柔軟な姿勢をみせてくれている。ガンコ一徹に何も変えないという創業者の陥りやすい陥穽からは逃れられているわけだ。座席は25席のカウンターのみ。

土曜日や日曜日の早い時間などにいくと、チャーシューのきれっぱしが丼に盛られていて、客は自由にすくって食べることができる。ここのチャーシューはあまり旨くないと思うのだが、このきれっぱしは旨い。それが地元民の楽しみだったりもする。

いつも頼むのは「中盛り、アジコメ(味濃い目)、油抜き、麺固目」。これにノリを増量し、味卵も付ける(写真の通り。煮卵の券が自販機で売ってないのは税金対策だろうか?)。家系ラーメン信者はどんぶりの上に層ができるほどの多量の油が好きかもしれないが、この歳では辛いので油抜きに仕上げてもらっている。また、さすがに大盛りは辛くなってきた。とにかく、こういった細かい注文を、遠慮せずに言えるのも吉村屋とは違って改善されている点だと思う。これにすったニンニクを2さじ、生の唐辛子のすったやつを1さじというのを基本パターンにしている。幸せ。
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