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June 17, 2004

『幽霊たち GHOSTS』

『幽霊たち GHOSTS』ポール・オースター、柴田元幸訳

1947年、ブラウンのあとをついで私立探偵となったブルーは、ホワイトと名乗る男から依頼を受けた。内容はブラックという男を見張ってくれというもの。オレンジ・ストリートにあるブラックのアパートの向かいの部屋が用意され、ブルーはその部屋に引っ越してブラックを見張り始める。しかしブラックの日常は単純そのもの。一人暮らしで、一日中机に向かって書き物をしたり読書をしているだけ。ブルーは週一回、そうした行動をホワイト宛ての私書箱に報告する。

そうこうしているうちに、数週間、数ヶ月が過ぎて、未来のミセス・ブルーとも別れることになったブルーは、現実に対峙することにするが、その現実とは…。という安部公房的というか、ベケット的な世界。

おそらく、文章がいいんだろうと思う。『ニューヨーク三部作』がひとつになったペーパーバック版が出ているから取り寄せて読んでみることにする(The New York Trilogy: City of Glass, Ghosts, the Locked Room)。
newyorktrilogy.jpg

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