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May 12, 2004

東スポに救われること

2chでイラク人が拘束したアメリカ人の首をかき切る場面をうっかり踏んで見てしまった。まさかあそこまでやるとは思わず、短い間だから全て見てしまった。

 いやー、まいったつうか、やっぱり気分は落ち込む。

 こういうときには、やっぱり東スポの見出しを確認するに限る。今日もやや救われた。今日の一面は「猪木超巨人獲得へ」。

 東スポの一面見出しを集めた『東スポ伝説』(ピンポイン、1991)という本があって、その中で高田文夫さんが、こんなことを書いている。

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 ケネディ大統領が暗殺されたとき、日本中の新聞が全部一面は「ケネディ暗殺!」だったんだよ。赤旗だろうが聖教新聞だろうが。そんなとき東スポだけ「ブラッシー血だるま」だもん、感動覚えるよ(笑)。ケネディが死んで、世の中ひょっとしたら変わっちゃうじゃないかな、と思ってたところにこれだもの。「ああ世の中は変わってない」って安心したよ。(p.19)

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 ということで、こんなときは、必ず駅で東スポの見出しが写っている写真を撮ることにしている(ちなみにブラッシーというのは1960年代に活躍したプロレスラー)。
tohspo_040512_kubi_america.jpg

 それにしても、結局、イラクの問題は、こういうもんなんだろう、と思う。吉本隆明さんが『「ならずもの国家」異論』の前書でこう書いている。アフガンからイラク戦争までの問題は

.........Quote.........

「国家と宗教が分離していてその間に産業が介在している高度な文明国家と宗教とが未分化のまま融合している後進的な共同体とが、宗教や文明を異にし、社会段階や利害を異にしているため、この紛争は起こっていると言ってよい。-中略-宗教と共同体が未分化のまま直接に一体となった共同体国家と、宗教が民族国家として宗教発達史の最終段階にある国家との対立を基底している姿だともいえよう」

......End of Quote.....

 と。

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