« 東京B級グルメガイド#27「八雲」 | Main | 東京B級グルメガイド#28「むらもと」 »

May 08, 2004

移籍をめぐる文化の違い:稲本のフラム移籍

 稲本のフラムへの完全移籍が実現しそうになっている。ロンドンに行って3年、毎年のように冬場にケガ、代表戦でのつかれなどによって調子を落とし、出場機会を失ってしまう稲本は、今年もローン3年目を迎えるにもかかわらず、同じように昨年12月から3月まで冬篭りの生活に入っていった。

 こうしためぐりあわせの中で完全移籍の交渉がうまくいくはずもなく、アーセナルからは事実上リジェクトされ(同じポジションにジウベルト・シウバを獲得されたのでは、事実上の解雇だろう)、好調なスタートを切ったフラムも、冬篭りが響いてローン継続になってしまった。

 さすがに4年目のローンはないということで、パナソニック側も完全移籍かガンバ復帰かという交渉に乗り出したが、400万ポンドというのは、市場価格を無視したような値段が災いして、交渉のテーブルにもついてもらえず、ようやくプライスダウンのFAXを送ったことで、交渉再開となった。

 まだまだ予断をゆるさない状況だろうが「1年後のご返品」や「契約はしたけれどドサ回り」となってしまうような日本人選手が相次ぐなか、うまくまとまってほしいと思う。BBCも完全移籍有望と書いてきたし。

 しかし、気になったのはパナソニック側が「金額だけでなく、起用法も問いただしているところ」(山本強化部長)。いかにも日本人的だな、と思う。稲本の移籍に関しては、万博で行ったサヨナセレモニーもアーセナルでは驚愕されたという。「普通は歓迎式典を迎える側がするもの。出て行く選手にあんなことするなんて」と。しかし、それもまた日本的。契約は切れても、ユースから育ったパナとの関係は切れないだろうし、それもまたいいかもしれない。

|

« 東京B級グルメガイド#27「八雲」 | Main | 東京B級グルメガイド#28「むらもと」 »

スポーツ」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/23829/557193

Listed below are links to weblogs that reference 移籍をめぐる文化の違い:稲本のフラム移籍:

« 東京B級グルメガイド#27「八雲」 | Main | 東京B級グルメガイド#28「むらもと」 »