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May 30, 2004

『台湾総統列伝―米中関係の裏面史』

『台湾総統列伝―米中関係の裏面史』本田善彦、中公新書ラクレ

 台湾がマイブームになっている。総統選の直後ということもあって、台湾ものが出版されているんだと思うが、ありがたい。

 この本は、台湾で長年通信社につとめている筆者が蒋介石、厳家金、蒋経国、李登輝、陳水扁という5人の台湾総統の功績をざっと振り返るという内容。陳水扁が台北市長選挙に落ちた直後に総統選挙で勝利したとか、司馬遼太郎の『台湾紀行』ですっかり日本人のファンを増やした李登輝が汚職問題などで意外と台湾では厳しい目でみられているとか、歴代総統で人気ナンバーワンなのは蒋経国だとか、知らないことばかりだった。

 蒋経国はもちろん蒋介石の長男だが、ソ連留学中に知り合ったロシア人を妻にもつ、元トロッキーシンパだとは知らなかった。あと、李登輝も中共の台湾細胞に二度なっているとかも。まあ、ロシアとは地続きだし、国共合作もあったし、いろいろあったんだろうな、と思う。

 あと、筆者はおそらく馬英九台北市長のシンパなんだと思う。外からボーッとみていると、なんで陳水扁が今回の選挙で苦戦したか、という背景がなんとなくわかる。李登輝を讃える司馬史観だけだと見間違うな、と感じた。

 それにしても、こんな知識が1000円以内で手に入るんだから、新書はありがたい。
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