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May 01, 2004

『Footival 稲本潤一…ロンドンで迎える三度目の春』

『Footival vol.13』
 基本的に稲本が特集されている雑誌は買うようにしている。一番好きな現役選手だから。もちろんNumberの表紙を初めて飾った467も持っている(しかも2冊!ちなみにこの撮影には半日近い時間がかかったという。撮影後すぐにケガをしたこともあり、以降、稲本はあまり時間のかかる写真撮影を嫌うようになる)。

 Number467は99年4月の発行。今回のFootivalの特集は「稲本潤一(フルアム)AGE24……ロンドンで迎える三度目の春」。思えば彼も遠くにきたもんだ。

 稲本はコテコテの大阪弁だから誤解されやすいのかもしれないが、試合直後のインタビューではものすごく冷静に振り返っているし、ポイントとなったプレー、組織として機能したこと、戦術面でよかったこと、悪かったことを答えている。中田英なんかはカッコつけているのか、それとも自分の発言の重大性を感じているのかわからないが、あたりさわりのないコメントや、ぶっきらぼうな言葉が多いと思う。

 今回のインタビューでも、キチンと自分の言葉でフルアムでの出られない状況の問題点、日本代表の海外組偏重に対する批判について語っている。

 「たしかにこう、国内組の選手がずっと合宿をやって試合をして、海外組の選手がいきなり来て、なんで出られへんねんっていうのは…。いまフルアムで自分がそういう状況になっているし。3ヵ月ぐらいケガをしていて試合勘のない選手が、いきなりスタメンで出たりしているから。けどやっぱり、誰が出るのかは競争の中で監督が決めることだし、それはやっぱり自分の中で消化していかんとならない部分だから。逆に、試合に使ってもらっている選手は、責任をもってやらなあかんと思う」
footival_inamoto.jpg

 見事な受け答えだと思う。

 そして、フルアムでの出場機会が減っていることに関しては「正直に言うと、今の試合に出ているメンバーと自分で何が違うかを見ると、90分走れる体力とか、そういう部分でしかないと思う」としている。

 稲本はアーセナルに行った時、アンリやヴィエラと練習するだけでもうまくなる部分はある、と言っていた。また、フルアムに行ってシュート練習の相手がファン・デル・サールとなってシュートがうまくなったとも。しかし、いくら練習でやっていても、試合でしか使わない筋肉は鍛えられない。3大リーグのレベルで90分走りきれるスタミアは試合でしかつかない。

 逆に言えば、技術的な基礎はできたとも考えられるわけで、どこにでも行って、毎試合、出てもらいたいと思う。CMFは試合にずっと出てナンボなわけで、できればプレミアとかセリエA、リーガで見たいけど、それ以外のリーグでもいいから、とにかく毎試合、出てもらいたい。

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