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May 06, 2004

CL準決勝:さよならラニエリ、さよならデシャン

 チェルシー2-モナコ2でモナコが初のCL決勝進出を決めた。

 前半22分の幸運なグレンケアのクロス失敗気味ゴール、44分のランパードの狙い済ましたゴールによって、早くも目標である2-0の勝利に到達したラニエリ監督だったが、その3分後、モリエンテスのヘッドがCLの厳しさを教えてくれることになった。ロスタイムに簡単にモリエンスに合わされたクロスを入れられるなんてことはチェルシーが、「ひとつのチーム」になっていないことのあらわれだったと思う(得点者は最後にさわったイバーラになったが、あれは事実上モリエンテスのゴール)。

 後半も5分に、まさかのこぼれ球がグレンケアの前に転々とするが、暗い目をしたデンマーク生まれのMFはふかしてしまう。これ以降、グレンケアはまともなクロスさえ入らなくなるが、1点を入れたということからなのか、ラニエリは最後までひっぱりすぎた。

 そして、後半15分。ラニエリのすべての希望を打ち砕く同点弾がモリエンテスによってつきささる。これで勝負あり。アウェイゴールを考えれば、勝つためには5-2にしなければならなくなったが、もちろん、そんな力は残っていなかった。

 八塚アナによると、もう35分すぎぐらいからはスタンフォードブリッジを後にするチェルスキーのサポが増え始めたという。

 ラニエリの誤算は後半、ランパードが消えたこと。終了間際に駆け上がった姿ぐらいしか記憶がない。ランパードが沈黙すればスタンフォードブリッジも沈黙する。モリエンテスの同点ゴールが決まってからは、めっきり声が聞こえなくなった。もっとも監督が前日に結果の如何にかかわらず退団を示唆しちゃっているようでは、盛り上がりはなかったかも。

 それにしても、モナコに2点目が決められると、自分たちが5点をとらなくてはならなくなる、という共通理解がチェルシーのDF陣にあったのかと疑いたくなるような、モリエンテスのゴールだった。1-2から抜け出したミリエンテスに簡単にシュートをうたせすぎた。

 これで決勝は、この日も姿を見せていたマウリーニョのFCポルトvsモナコに決まった。誰もがベスト4が決まった瞬間に思ったであろう「こんな組み合わせじゃ、UEFAカップの決勝だよ」という組み合わせだ。

 今年の秋、どっちのチームがトヨタカップに来ても、監督はいないだろうし、主力もいないだろう。デシャンとロッテンはユーベに行きそうだし、マウリーニョはチェルスキーに行きそうだという噂だ。両チームとも「これらかずっとヨーロッパを制覇し続けるぞ」という意気込みを持つことなどはありえない。ポルトにとっては20年に一回の宝くじみたいなもんだろうし、モナコにとっては、今後もクラブの歴史で何回あるか、という偉業ということで終わるだろう。なんか、最初からホロ苦いことになることがわかっているような決勝戦だな。

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