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May 02, 2004

『絶対毎日スエイ日記』末井昭 (著)、 神蔵美子(写真)

 朝日新聞の読書欄「著者に会いたい」コーナーに末井昭さんが出ていた。末井さんが「絶対毎日スエイ日記」をHPで毎日書いていたのは知っていたが、本を買うまではないと思っていたが、素早く注文。ここのところが素晴らしかったからだ。

A 切羽詰まっていたから。書き始めた当初、「何かを表現しなければ生きられないのに、何も表現することがない」という気分だった。だから日記にすがったんですね。気持ちが外に向くようになって、救われた。

 Blogが流行っている社会の深層心理がこれほど見事に言葉になって表現されたのを、ぼくは知らない。なんかBlogってネット上の集団心理療法みたいな感じかもしれない、と思ったりして。

 末井さんといえば、『素敵なダイナマイトスキャンダル』があまりにも有名だが、しばらく遠ざかっていた。『素敵なダイナマイトスキャンダル』はマイ・フェバリットのベスト10に入る本だ。

 奥さんの神蔵美子さんは今は亡き「カメラジャーナル」で知ったけど、なんとも緊迫感あふれる写真を撮る。ダイアン・アーバスみたいなといったら褒めすぎかもしれないが。

 「カメラジャーナル101」から連載されていた神蔵美子さんの「たまきはる」はパチプロの故・田山幸憲さんが帽子に手をかけて「じゃ」と挨拶している写真と、棺おけに入っている写真が対向で載っていた。

 ちなみに「たまきはる」(玉きはる、魂きはる)は枕言葉で「命」「現(うつつ)」「幾代」「昔」にかかる。たまは魂、きはるは刻む、極まるの意という。
Suei_diary.jpg

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