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April 22, 2004

『青の肖像』

『青の肖像』小松成美
文春文庫から出たので昨日の帰宅の友に。ざっくり言えば、シドニー五輪とアジアカップが終った後、01年にフランスで大敗し、スペイン相手に守りまくって、コンフェデーションズカップに準優勝あたりを中心とした日本代表の選手たちのインタビュー。

収められているのが川口、俊輔、森岡、柳沢、中田英。結局、中田以外は主力として02年のワールドカップを戦えなかったじゃない、というのはおいといて、改めて当時のことを考えると、フランスやスペインに対してフレンドリーマッチを戦うということが、当時は「冒険」だったんだな、ということ。つまり、初めての経験に震えていたんだと。

みんなスタット・ドゥ・フランスで5-0で負けた後は打ちひしがれていたし、スペインとやって守りまくって1-0で負けたのを自信が崩壊せずによかった、みたいな感じで語っている。

こうみると、やっぱり日本代表は進歩しているんだと思う。いまは、どんなチームを相手にしたって、スペイン戦みたいに5バックで守るみたいなことはしないだろうから。

文庫版のために書き下ろしたと思う最終章「青を継ぐもの」で中田が語っているジーコへの信頼は本物だろうし「中盤からDFまで、すべてが連繋して補っていきたい。それができるチームだと信じている」(p.231)というのは、まぎれもなくジーコの考えだと思う。

ジーコジャパンはヨーロッパ遠征でおそらく良い結果を出すと思う。忘れっぽい人が多くて困るが、これまでも引いてこない相手に対しては、いつでも互角以上の戦いをしてきた。中盤でボールを支配し、FWが決めてくれれば、きっと「いい結果が待っているはずだ」(p.232)と思う。

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