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April 11, 2004

東京B級グルメガイド#7「小料理 松」

小料理「松」 飯田橋3-2-9 ホテルエドモンドの正面
お昼の「ちらし」がお勧め。最近まで破格ともいえる1050円だったが、1200円に値上がりした。しかし、それでも、連日、客は集まり続け、12時半で「もうとれません」としまいになることも。ホテルエドモンドのまん前にある長方形の2辺をつかったカウンターと4人掛けのいす席がふたつああるだけの小さな構えの店。

 写真のように、ごく普通の「ちらし」なのだが、なんといってもまぐろがいい。素晴らしい仕入れさきを確保しているのだろうか。桃色の色合いが華やか。まぐろは桃色の部分が最高だ。吉田健一さんの文章に「あの桃色をしたところの部分が最上ではないかという気がしないでもない。例えば珊瑚も桃色のが一番いい」というのがあるが、まさにそんな感じ。
matsu_chirashi.jpg

 しかも、食べにくくならない程度に厚く切ってあり、たっぷりとした存在感を漂わせる。こんな立派なまぐろを仕入れることができるのだから、もちろん鉄火丼1200円也もある。ちなみにお昼はこの2品だけ。

 こはだのしめ具合、イカの切り方と大きさもいい。エビはもちろん生だ。青のり、酢飯なども含めてひとつの世界をゆるぎなく確立している感じ。すし屋のちらしとはどことなく違う「自由な感じ」がする。シャリがあまり硬くないのもいい。いろんなところで小料理屋の「ちらし」であることをさりげなく主張している。

 カウンター席には小鉢に盛られて自由に食べられるようになっているナスの漬物も置かれていて、これもちょっとしょっぱいが口直しに最高。

 いつか夜にも行きたいと思っている。

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