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April 16, 2004

東京B級グルメガイド#12「もんじゃ焼き 大木屋」

大木屋(おおきや) 西日暮里3-13-5  3828-4740
もんじゃ焼きのパーソナルBestはここ。

山の手の方で育ったからかもしれないけど、初めてもんじゃ焼きという食べ物の存在を知ったのは30過ぎのことだった。それまで、「もんじゃ」に関する情報にはまったく接していない(マジ)。下町を拠点にした草の根BBSのオフ会で初めて食べたのが、荒川あたりの名もない店のもんじゃ焼きだが、以来、けっこう好きになっている。お好み焼きは人と人の垣根を取っ払らってくれるけど、もんじゃ焼きはもっと親密にしてくれる。失敗しても笑えるし、うまく作れれば(゚д゚)ウマーみたいな。

 この大木屋があるのは西日暮里。西日暮里というとただでさえ場末間が漂うが、山手線の内側の方の暗い道をトボトボと歩き、やる気のない商店街を抜けた場所にあるというマイナー感覚あふれるシュチエーションには多くのは人が困惑するだろう。そして外見も中も小汚い。店内は壁といわずテーブルといわずソースと油の匂いが染み込んでいる(最近はいってないので、もしかしたら変わっているかもしれないけど)。高い洋服を着ていくことは厳禁。しかも行った後のアウターはすぐにクリーニングに出さなければならない。
ohki_monja.jpg

店内は土間にテーブルが2つ3つ並び、6畳ぐらいあがりに畳が敷いてあって、そこにもテーブルがふたつぐらい並ぶだけというつくり。ビールは客が、水冷式の古い冷蔵庫から自分でとって、栓を抜いて飲むというスタイル。

 なんとメニューはもんじゃ焼き1種類のみ。しかし、驚くなかれリブステーキ用の高級肉を使っている贅沢もんじゃだ。1人前1500円で2人前からのみオーダー可能。裏メニューとして、常連さんに連れていってもらえればキロ5000円もするステーキや毛がになども焼いてくれる。

 そんな店ではあるが、とにかくここのもんじゃは旨い。ここのマスターに言わせると、他の店のもんじゃは「水もんじゃ」であるという。普通のもんじゃ焼きは、まず堤防を作るところからはじめるが、ここのもんじゃには不要。また、他の大部分のもんじゃとは違い、最初に材料をまぜることを要求される。つまり、ここのもんじゃは、おこげの部分をこそいで食べるという感じではなく、あくまでヘラでプレスしながら、焼いていくというイメージ。大人数で行きたい。写真は98年頃のもの。この頃はまだ写真はモノクロだと思っていた頃なので、白黒(CONTAX G2 Planer35mm/F2, Tmaxで撮った写真はどっかのオフ会だったと思う)。今度はデジカメで撮ってこようと思う。

 裏メニューはマスターが焼いてくれる。普通の包丁で厚さ20センチはあろうかというステーキを切りさばく技は見もの。壁にはイチローのサインなんかもあったりする。

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