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April 15, 2004

東京B級グルメガイド#11「チェンマイ」

チェンマイ 千代田区有楽町1-6-1 スクワール日比谷ビルB1 3580-0456

初夏というか、東京はGW前後からいきなり、いったん夏のような陽気になる。そうなると食べたくなるのがアジアンエスニック。

日比谷シャンテの入り口の広場にあるゴジラの銅像の近くに立つと、近くの右手のビルに「チェンマイ」の看板が見える。1979年に日本で最初にオープンしたタイ料理店。アジアンエスニックブーム到来後の本格的なタイ料理店と違い、手を抜くところは手を抜いて日本の食材を使っているのが最大の特徴(?)。ナンプラーを秋田の「しょっつる」から調整するというウワサも。今時、タイから輸入したハーブや野菜を使うことぐらい難しいことではないにもかかわらず確信犯的に手間を抜く。

タイ料理の葉菜としては、ミントやバジル、レモングラスなどがよく使われるが、インド料理とは違ってすべて「生」で使用するので、ハーブ感覚で料理を味わうことができるのが魅力なのだが、ここのトートマンプラーはバジルも入ってなくて、ちっともタイ料理じゃないぞみたいな気もする。しかし、ただの薩摩揚げだと思えば旨い。ゲンキョウワンガイ(鳥カレー)の茄子もタイの茄子ではない。しかし、茄子がぐちゃっと潰れてないところはさすが。

とにかくダテに20年以上も営業を続けているわけではない。味はビシッときまっている。現地調達の食材でタイ人も納得させてきたわけだから、現地調達の食材による味はもはや「芸」のうちかも。
chenmai_tori.jpg

昼は12時前から、夜も6時すぎからは行列が地下まで続く。ランチにはサラリーマンとOLが、夜はタイ人が占拠する。常連が多くて従業員だか客だかわからないことも。タイ人はみんな無愛想だから不気味。

店内は、入口に近い側が普通のテーブル席、奥が掘り炬燵式の座敷席となっている。座敷席は鰻の寝床のように細長いが、なんとテーブルは左右に2列強引に並べている。ランチの時など、掘り炬燵の部屋では、客の背中同士が廊下でくっついている状態。それでも、女の店員は道をあけろと怖い顔で客に要求し、奥の空いている席に詰め込んだりする。

ランチはカレーや、肉かけご飯が定番。肉かけご飯は鶏肉だろうと、牛肉だろとうと、とにかくピリ辛。つうか、ピリの大辛。いまもそうだし、夏など、思いっきり辛いものを食べたい季節に中毒性を発揮する。コメは日本米だけど、店内にはタイの香米の香りもする。ひょっとして店員のまかないは香米なのか?ならメニューにのせろ、といいたいが、実は肉かけごはんなどは、香米よりしっとりした日本米の方が旨いと思う。どこまで考えているのかはわからないが、とにかく結果オーライで旨いことは旨い。

夜はエビ煎餅がお通し。いらないというと従業員に怒られるので黙って食べよう。シンハービールがぬるいときもあるし、とにかく料理よりも店員さんのヤル気のなさが現地っぽいというウワサさえ飛び交うほどの接客態度であることはキモに命じて行こう。まあ、よくわからんが(タイなんぞ行きたくもないし)。

最近、土曜休みを日曜日休みに変えた変な店。なんか否定的なことばかり書いたみたいだけど、けっこう旨い店なんだな、これが。
chenmai_curry.jpg

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